インフルエンザにかかってしまったときの対策

怪しいと思ったらすぐに診断を受ける

冬の時期を中心に、毎年インフルエンザが流行します。
感染力が高い病気ですので、自分が感染して大変な思いをするだけでなく、家族や職場の人たちにもうつしてしまう恐れがあるので要注意です。
そのため、高熱が出るなどのインフルエンザらしき症状が出ているようなら、とりあえず職場に出るのは控えてまずは病院に行って診断を受けた方が良いでしょう。

多くの病院ではインフルエンザの検査機器を持っていますので、比較的早く診断をしてくれます。
インフルエンザは一般的な体調不良や風邪などと素人では判別するのが難しいものですので、自己診断ではなく必ず医師のところに行くことが重要です。
それにより、適切な治療を受けて重症化を防ぎ、早く治せるからです。

また、職場によってはインフルエンザなどで休む場合、診断書を含めた証明書を提出する必要があります。
証明を見せた上で欠勤ということになれば、病欠扱いとなって特別な配慮をしてくれます。
ただし、診断書を発行してもらう場合、数千円の発行手数料がかかりますので本当に必要な時だけ発行してもらった方が良いでしょう。

インフルエンザだったら早めに連絡する

もし病院でインフルエンザに感染しているとの診断を知らされたら、すぐに職場に伝えるべきです。
インフルエンザの場合は症状が収まるまでに数日かかりますので、職場を何日も休むことになるからです。
急な欠勤となるわけですから、その代わりの人員を確保するために会社としても急ぎの対応が求められます。
少しでも早く連絡することで、そうした負担を最小限に抑えられるのです。

そもそも会社によっては、インフルエンザなどの感染症になった場合、出勤停止を規則としていることもあります。
問題を大きくしないためにも、早めに報告して適切な対応を取りましょう。

また、インフルエンザと判明するまで職場で同僚と近い距離で接触していたようなら、職場の中でも感染が広まる恐れもあります。
他にも同様の症状が出ていないか、会社としても確認して、さらなる感染者を出さないように配慮する必要があります。
こうした理由でも早めに職場に連絡しておくことが大事なのです。

できれば代わりに入れる人を自分で探す

何日もの間シフトに穴を開けることになりますので、代わりに入ってくれる人が必要です。
その仕事は上司である管理職が責任を持って行うのですが、可能であれば自分で代わりに入ってくれる人を探すと良いでしょう。
同僚に声をかけて、インフルエンザになって出られないので、代わりに出ることはできるかと尋ねてみるのです。
こうすることで、仕事への責任感をしっかりと持っているということを示せます。
また、欠勤することで迷惑をかけるとしても、同僚に対しても良い印象を与えることができます。